《悪疫/Pox》か《小悪疫/Smallpox》か、それが問題だ
2009年9月16日 TCG全般《悪疫/Pox》が強い場面、《小悪疫/Smallpox》が強い場面、それぞれあるわけだが、大雑把に言って、コンボ、コントロールに強い《悪疫/Pox》、反対にビートに強い《小悪疫/Smallpox》と言える。
コンボに対しては、やはり手札枚数を大きく削れる《悪疫/Pox》が一歩リードといったところだが、そもそもディスカードの選択が任意であること、また、3マナという重さがコンボに対してはネックとなる。
重さに関しては《暗黒の儀式/Dark Ritual》である程度カバーは可能だが、実際の話、序盤に手札を削るためだけにダリチュからポックス系を撃つことは、ほとんどないと言っていいだろう。
というのもやはりディスアドバンテージの部分が大きすぎるため、自分の立て直しすら困難になりかねないからだ。
コンボ相手の阻害はデッキの他の部分によるところが大きい。
となると《悪疫/Pox》の主なカモはコントロール系ということになる。
以前にも少し触れたが、《悪疫/Pox》が最も威力を発揮するのは、土地4→2にできる場面だろう。
そこに更に《不毛の大地/Wasteland》等をたたみかけることができれば、ゲームの主導権は一気にこちらのものとなる。
場面によっては、《悪疫/Pox》はそれ一枚でもアドバンテージをとれる場合もあり、《小悪疫/Smallpox》と比べても、より使いどころを選ぶカードとも言える。
また、ライフロスについても、こと対コントロールに関して言えば、こちらの後押しになることが多い。
基本的にポックスデッキのクロックは《墓忍び/Tombstalker》と、それに準ずるいくつかのクロッカーだけということになり、非常に細くなっている場合がほとんどだ。
その為に、攻めに転じた際には、より迅速に決着をつけることが求められる訳で、グダらせて勝負は長引かせたいけども、試合は早く終わらせたいというポックスデッキを正に体現する役割と言える。
逆にビートダウンに対した時には、《悪疫/Pox》は非常に撃ちづらい。
何よりライフロスが大きすぎるし、多くのカードを削れる可能性があるという《悪疫/Pox》の利点も、クリーチャーを4→2にしたところで、焼け石に水である。
そこで《小悪疫/Smallpox》の出番となる。
《小悪疫/Smallpox》の利点は、何よりもまず2マナというその軽さと、ライフロスの少なさだ。
《小悪疫/Smallpox》はそれ単体でアドバンテージをとれることはほとんどないが、逆に考えると、常にある一定の仕事はこなしてくれるとも言える。
土地1、手札1、生物1はきっちり除去できるわけだ。
たったそれだけで相手を充分グダらせることも可能であり、それだけゲーム序盤における土地破壊が強力であることを物語っている。
《小悪疫/Smallpox》を撃つことだけで、圧倒的有利な場面が作れることなどまずない。
《小悪疫/Smallpox》を撃った後のケアが重要になってくることは言うまでもないだろう。
手札に《悪疫/Pox》と《小悪疫/Smallpox》が同時に来た場合、どちらを先に撃つかというのは、多くの方が悩まれるところだと思う。
もちろん状況にはよるのだが、極一般的には、土地の伸び、マナの効率利用の観点から、《悪疫/Pox》→《小悪疫/Smallpox》となる場合が多い。
ただ、土地3枚では黒黒黒が揃わず、4枚目の土地を置いて黒黒黒を揃えざるをえない場合などは、《小悪疫/Smallpox》先に撃って黒黒黒出る土地を残すというようなプレイもありうる。
また、対カウンターという観点から言うと、《目くらまし/Daze》に弱い《悪疫/Pox》、《呪文嵌め/Spell Snare》に弱い《小悪疫/Smallpox》ということになり、相手がどちらを握っているかという見極めが重要となってくる。
あとは、クラシック特有の現象として、相手の土地2のときに撃ったら、たまに《噴出/Gush》されたりもするので、注意されたい。
大ポックスも小ポックスも、基本的にはお互いのリソースをほぼ等しく削るわけで、ゲームをより序盤に戻す、お互いマリガンした状態に近づける、そんなスペルと言えるだろう。
互いに手数が少なくなるということは、それだけカード一枚の重みが増すということであり、単純なカードパワーでは明らかに他のデッキに劣るポックスデッキは逆に勝利から遠ざかってしまう。
だが、それでもポックスデッキが勝ちをひろえるのは、なぜか。
土地を破壊するからだ。
そう、ポックスデッキとは、実は友達をなくすことで有名な土地破壊デッキの部類に入るのだと、私は思う。
手札にごっそりとパワーカードを溜め込んだ相手を、自分の手札はからっぽにして殴り倒す、それこそがポックスデッキの醍醐味だ。
一般的に、クラシック及びレガシー環境では低マナ域の戦いが主になるため、デッキ中の土地をしぼっているものが非常に多い。
また、土地をしぼった上でフェッチランドを多用する場合も多く、潜在的なデッキ中のマナベースはかなりタイトになっていることがままある。
マナがなければどんなカードも生きてこないのは自明である。
たとえ同じように土地を吹き飛ばしたとしても、単純なデッキ中の土地数も多く、またフェッチも使わないポックスデッキの場合、必然的に相手よりも早く立て直せる可能性は高くなる。
もちろんこれは可能性の話だから、相手のシャッフラーさんの方が優秀なときもあるし、たった一枚の《剣を鍬に/Swords to Plowshares》トップデッキにやられるときもある。
それでも、私はポックスを撃ち続けたい。
対戦相手の外人の嫌がる顔が見たいから。見えないけど。
なんだよそのかじゅあるでっき(^ ^
そのかじゅあるでっきがしょうりしますよ(^ ^
って外人に今日も言うために頑張ります。
なんか当たり前のことしか言ってない気がする…
んで、当面のデッキ縛りとしては、
《悪疫/Pox》&《小悪疫/Smallpox》は4枚投入
黒単
だけで行きたいと思います。
高額レアも使える範囲で使います。
制限カード、使います。
限界が来るまではこれで行きます。
もう限界見えかかってますが(^ ^
コンボに対しては、やはり手札枚数を大きく削れる《悪疫/Pox》が一歩リードといったところだが、そもそもディスカードの選択が任意であること、また、3マナという重さがコンボに対してはネックとなる。
重さに関しては《暗黒の儀式/Dark Ritual》である程度カバーは可能だが、実際の話、序盤に手札を削るためだけにダリチュからポックス系を撃つことは、ほとんどないと言っていいだろう。
というのもやはりディスアドバンテージの部分が大きすぎるため、自分の立て直しすら困難になりかねないからだ。
コンボ相手の阻害はデッキの他の部分によるところが大きい。
となると《悪疫/Pox》の主なカモはコントロール系ということになる。
以前にも少し触れたが、《悪疫/Pox》が最も威力を発揮するのは、土地4→2にできる場面だろう。
そこに更に《不毛の大地/Wasteland》等をたたみかけることができれば、ゲームの主導権は一気にこちらのものとなる。
場面によっては、《悪疫/Pox》はそれ一枚でもアドバンテージをとれる場合もあり、《小悪疫/Smallpox》と比べても、より使いどころを選ぶカードとも言える。
また、ライフロスについても、こと対コントロールに関して言えば、こちらの後押しになることが多い。
基本的にポックスデッキのクロックは《墓忍び/Tombstalker》と、それに準ずるいくつかのクロッカーだけということになり、非常に細くなっている場合がほとんどだ。
その為に、攻めに転じた際には、より迅速に決着をつけることが求められる訳で、グダらせて勝負は長引かせたいけども、試合は早く終わらせたいというポックスデッキを正に体現する役割と言える。
逆にビートダウンに対した時には、《悪疫/Pox》は非常に撃ちづらい。
何よりライフロスが大きすぎるし、多くのカードを削れる可能性があるという《悪疫/Pox》の利点も、クリーチャーを4→2にしたところで、焼け石に水である。
そこで《小悪疫/Smallpox》の出番となる。
《小悪疫/Smallpox》の利点は、何よりもまず2マナというその軽さと、ライフロスの少なさだ。
《小悪疫/Smallpox》はそれ単体でアドバンテージをとれることはほとんどないが、逆に考えると、常にある一定の仕事はこなしてくれるとも言える。
土地1、手札1、生物1はきっちり除去できるわけだ。
たったそれだけで相手を充分グダらせることも可能であり、それだけゲーム序盤における土地破壊が強力であることを物語っている。
《小悪疫/Smallpox》を撃つことだけで、圧倒的有利な場面が作れることなどまずない。
《小悪疫/Smallpox》を撃った後のケアが重要になってくることは言うまでもないだろう。
手札に《悪疫/Pox》と《小悪疫/Smallpox》が同時に来た場合、どちらを先に撃つかというのは、多くの方が悩まれるところだと思う。
もちろん状況にはよるのだが、極一般的には、土地の伸び、マナの効率利用の観点から、《悪疫/Pox》→《小悪疫/Smallpox》となる場合が多い。
ただ、土地3枚では黒黒黒が揃わず、4枚目の土地を置いて黒黒黒を揃えざるをえない場合などは、《小悪疫/Smallpox》先に撃って黒黒黒出る土地を残すというようなプレイもありうる。
また、対カウンターという観点から言うと、《目くらまし/Daze》に弱い《悪疫/Pox》、《呪文嵌め/Spell Snare》に弱い《小悪疫/Smallpox》ということになり、相手がどちらを握っているかという見極めが重要となってくる。
あとは、クラシック特有の現象として、相手の土地2のときに撃ったら、たまに《噴出/Gush》されたりもするので、注意されたい。
大ポックスも小ポックスも、基本的にはお互いのリソースをほぼ等しく削るわけで、ゲームをより序盤に戻す、お互いマリガンした状態に近づける、そんなスペルと言えるだろう。
互いに手数が少なくなるということは、それだけカード一枚の重みが増すということであり、単純なカードパワーでは明らかに他のデッキに劣るポックスデッキは逆に勝利から遠ざかってしまう。
だが、それでもポックスデッキが勝ちをひろえるのは、なぜか。
土地を破壊するからだ。
そう、ポックスデッキとは、実は友達をなくすことで有名な土地破壊デッキの部類に入るのだと、私は思う。
手札にごっそりとパワーカードを溜め込んだ相手を、自分の手札はからっぽにして殴り倒す、それこそがポックスデッキの醍醐味だ。
一般的に、クラシック及びレガシー環境では低マナ域の戦いが主になるため、デッキ中の土地をしぼっているものが非常に多い。
また、土地をしぼった上でフェッチランドを多用する場合も多く、潜在的なデッキ中のマナベースはかなりタイトになっていることがままある。
マナがなければどんなカードも生きてこないのは自明である。
たとえ同じように土地を吹き飛ばしたとしても、単純なデッキ中の土地数も多く、またフェッチも使わないポックスデッキの場合、必然的に相手よりも早く立て直せる可能性は高くなる。
もちろんこれは可能性の話だから、相手のシャッフラーさんの方が優秀なときもあるし、たった一枚の《剣を鍬に/Swords to Plowshares》トップデッキにやられるときもある。
それでも、私はポックスを撃ち続けたい。
対戦相手の外人の嫌がる顔が見たいから。見えないけど。
なんだよそのかじゅあるでっき(^ ^
そのかじゅあるでっきがしょうりしますよ(^ ^
って外人に今日も言うために頑張ります。
なんか当たり前のことしか言ってない気がする…
んで、当面のデッキ縛りとしては、
《悪疫/Pox》&《小悪疫/Smallpox》は4枚投入
黒単
だけで行きたいと思います。
高額レアも使える範囲で使います。
制限カード、使います。
限界が来るまではこれで行きます。
もう限界見えかかってますが(^ ^
コメント